2008年09月22日

この地に留まった自分、この地に留まらせたモノ


南太田(かつてクリーニング屋であったらしい)

(事情により)横浜に引っ越すため、西口の不動産に紹介されのが、
各駅(※1)しか止まらない京浜急行の駅であった。
それも人質(?)の免許証の代わりに鍵を渡され、一人で内覧しろと言う。

結局部屋は気に入らないまま、別の場所にしようと駅に戻り、
何気なく駅裏にひっそりと存在していた小さな不動産を
覗き込んだのがこの地に留まる切欠となる。

登った丘から見えるベイブリッジやみなとみらいは遠く、
川沿いにはまだ戦後の面影の残る高架下と細い路地があった。

高架下の改修が始まり、マンションが乱立し、その時歩いた風景は、
徐々に、しかし確実に消えてゆく、
それでも少し残る風景は、私の大切な記憶の街の一つである。

※1:当時”急行”があり、横浜-上大岡間では南太田のみが飛ばされていた。



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Posted by 昌虎・ショージ at 07:58│Comments(4)景色
この記事へのコメント
縁あって南太田に移り住むにはかなり
不安な1ページだったのですね。
タイムスリップしたような空間に迷い込んでみたいです。
Posted by 禿鷹 at 2008年09月22日 08:57
アンテナの感じがなんとも昭和テイストですね。
最近街から、温かみがなくなって冷たい街が増えていますよね。
Posted by hama1スタッフdai at 2008年09月22日 09:22
>禿鷹さん
こんにちは!
自分の横浜の出発地点でもあります。
小さな不動産屋さんは、私と同世代の人がやっていたのですが、
いつの間にか閉めていました。
今は何をしているのか・・・気になっています。
Posted by seawallseawall at 2008年09月22日 21:56
>daiさん
ご無沙汰です!お元気ですか?
「天国と地獄」の頃の風景がほんの少し残っています。
ここもいづれ消え行くのでしょう・・・
当然のことですが少し寂しくもあります。
Posted by seawallseawall at 2008年09月22日 21:59
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